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カニにまつわるトリビア

カニのトリビア

カニの漁場はどこ?

水揚げしているカニは、大まかにズワイガニとタラバガニに分かれます。


タラバガニの漁場は大きく分けて3カ所あります。
アラスカ ブリストル湾(ベーリング海)、ロシア カムチャッカ半島西側(オホーツク海)、大西洋のノルウェー海域からムルマンスク海域に分かれます。
品質、味が安定しているのは、ロシア産です。
ロシア産のカニは、うま味が強く、比較的身入りのいいものが多いが、水揚げの時期や漁獲する船によって大きく異なるのが特徴です。 アラスカ産のカニは、漁獲時期が約1ヶ月と短く、漁獲サイズにも規制があるため品質はよく一定しています。味はロシア産と比べるとややパサつき感があります。
ノルウェー産のカニは、元々はロシア(西カムチャッカ)のカニで、数十年前にバレンツ海に放流したものが繁殖したものです。
ロシア産に比べてサイズが大きいのが特徴です。現状では、主な輸出先はアメリカで、日本にはあまり搬入されません。

ズワイガニは大きく分けて「本ズワイガニ(オピリオ種)」「大ズワイガニ(バルダイ種)」「紅ズワイ」の3種類にわかれます。

日本に輸入されるカニの殆どがオピリオ種で繊維質が柔らかく、みずみずしい味わいが特徴です。
松葉ガニや越前ガニなどもこの種類になり、日本で一番なじみのあるカニといえます。
大ズワイガニ(バルダイ種)はその名のとおり大きく、肉厚で食べごたえがあります。オピリオ種と比べて、カニ独特の甘みが強いのが特徴です。
漁獲するのが難しく、輸入されるズワイガニの1割程度しか入ってこない為、主に高級旅館や高級料亭などで使われ、一般への流通は非常に少なく、大変希少なカニです。
紅ズワイガニはオピリオ種、バルダイ種に比べると味が落ちます。鮮度維持が難しいため主に、缶詰などの加工品として流通します。
弊社では紅ズワイガニの取り扱いはありません。

ズワイガニは漁場によって種類が分かれています。

弊社が取り扱っている「本ズワイガニ(オピリオ種)」「大ズワイガニ(バルダイ種)」が獲れるおすすめの漁場は下記の通りです。
オピリオ種の中では、ロシア(マガダン沖)のカニが品質、味、どちらをとってもトップクラスです。旬の時期にとれたものは主に旅館や料亭で使われ、高い評価を得ています。
バルダイ種の中では、ロシア(オゼルナヤ)とアメリカ(アラスカ ブリストル湾)がどちらもトップクラスです。やや繊維が太いものの、ボリュームがあり、独特の甘みが特徴です。